◎トイレ介助・誘導の注意点

トイレ誘導・介助のポイント
トイレ誘導・介助のポイント

トイレ誘導の目的

【目的】

  • 尊厳保持
  • トイレで出来る喜び.安心の提供
  • 日常生活動作の支え
  • 失禁の予防
  • 排便コントロール
  • 便秘予防
  • 健康保持
  • 皮膚の保護
  • 感染症の予防

トイレ誘導に必要な準備品

  • 清拭
  • 陰洗ボトルorウォッシュレット
  • 汚れた際の衣類、下着など
  • 交換の際のパンツ、オムツ、パット(セットで用意しておくと良い)
  • トイレットペーパー
  • 消臭剤

トイレ誘導のポイント

  1. 利用者の方の排泄リズムを知ってからの、時間、様子を見てからの誘導する。
  2. 便意.尿意がある場合は気持ちよく接する。
  3. 介助は本人が出来ない事に対して、素早く対応、ケアをする。
  4. 焦らせず、ゆったりした気持ちで排泄できるような声かけ、環境作りをする。
  5. 自立度が高くトイレが終わった際に連絡ボタン、ブザーを押せる方のみ終了したら知らせてもらう。
  6. 転倒リスクがある人の場合は、必ず側で見守りを行いましょう。
  7. 排泄物を観察し、体調の様子などを記録しましょう。
  8. 利用者の方の体調が悪い時は無理をせずに、2人介助などで対応しましょう。

トイレ環境の工夫

  • トイレの訴えが頻繁な方や、トイレが近い方の場合はトイレと部屋の距離を近くする。
  • トイレまでの通路や老化などには、手すりを付けて段差や障害物がないようにする。
  • 照明は明るくし、安心感と安全性を保つ。
  • トイレ内には手すりを付け、ペーパーホルダーも使いやすい位置にする。
  • トイレ内と室温の温度差がないような工夫をする。
  • 衣類も動作に時間が掛らないような工夫をする。
  • トイレットペーパーや清拭、パットなども使いやすく整理整頓しておく。
  • 排泄後は換気を行い、清潔な環境を保つ。

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トイレに行ける人・行けない人の見極め方

トイレに行ける人・行けない人の見極め方

【トイレに行ける人・行けない人の見極めポイント】

 

  1. 立位が保てる・保てないの確認
  2. 座位ができる・できないの確認
  3. 傾きの確認
  4. 前傾の確認
  5. 1人介助もしくは2人介助で可能なのか確認

<一人介助の場合>

 

1.立位、座位が安定している。
介護者が一人で介助が行える。

 

2.掴まり立ち30秒でき座位が保てる。
介助者が一人で介助を行えるが、立位が不安定な日や介護技術に不安な場合は二人介助にて支え立ちでケアを行う。

 

<二人介助の場合>

 

1.座位は保てるが、利用者の方一人では立ち上がる事はできない、介護者が支え立ちすれば立位が可能。その場合は、脱がす人が必要な為2人介助で行う。

 

2.立位はできないが、座位は保てる。
介護者が立位、着脱までを2人で全介助まで行い便座まで座って頂く。

 

※座位が保てない場合でも、介護者が見守り支えれば可能な場合はトイレ誘導が可能。

まとめ

要介護度が高いからトイレではできない、車イスだからトイレに行けない、立てないからトイレは難しいと思っている介護者も多いですが、トイレに行ける行けないの判断基準はそこではありません。

 

そのような見方では利用者本位よりも介護者本位の中心的なケアになってしまい、最終的にはオムツの方が楽だと思っている介護者も多く、介護者本位の間違ったケアが行われていきます。

 

排泄介助は介護の本質を揺るがす問題でもあります。

介護の本質は「私たちと同じような生活、人間らしい生活、ご利用者様が元気で過ごしてきた日常の時と変わらない生活」を目指し、それに添った介護ケアを行わなければいけません。 

 

自分の判断で出来なかった赤ん坊の時とは違い、人格、自尊心がある大人に対してオムツは最終手段だと介護者は理解しておく必要があります。

 

いつまでもトイレで、普通の生活を送って頂けるような生活環境、見極め方、技術を磨いていかないといけません。

 

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